住宅ローンでお金を借りる。そこまでして住宅を取得するのはなぜか

住宅を持っているだけで資産価値が上がった時代は、できるだけ早く住宅を取得することに意味がありました。インフレと年々アップする年収がその後押しもしてくれました。しかし、土地神話が崩壊して不動産が下落し、終身雇用制が崩れ将来の収入が不確定となった時代では、必ずしも住宅取得にメリットがあるとはいえません。

個人の多様な生活設計を考えたとき、ライフスタイルに合わせて気軽に住み替えられる賃貸住宅のほうがマッチするという場合もあります。多額のお金を借りることによって、住宅を取得するか、賃貸住宅にするのかは、人生設計の上で大きな選択です。


<住宅取得のメリット>

老後の年金生活でも生活費の負担が少なくて済む。老後資金が不足した場合や老人ホームに入居する際、新たにお金を借りることなく、住宅を担保にして生活資金等を確保することができる。ことなどが挙げられます。


<住宅取得のデメリット>

住宅を購入する際に多額のお金を借りることになるので、住まいや老後の生活設計の選択が非常に狭くなる。不動産が大幅に下落すると、資産価値が目減りをしてしまう。などといったことが挙げられます。

豊かな人生を送るには、今後の収入予想や老後の人生設計、自らのライフスタイルなどをよく考えた上で、住宅取得のメリット・デメリットを、ライフスタイルを前提に考えることが基本です。